無題

七色にひかるきみの瞳がほしくて
仮面を被ってそっとそっと近付いた

けれどまぶしくって触れられない
張り付いた笑顔で見つめているだけ

どきどきしている

すごくどきどきしています
すごく焦っています

やりたいことをやりきる前にわたしのいのちは尽きてしまう！

すべての言語が使えたら、すべての人と話ができるのになあ。
翻訳コンニャクほしいなあ。

イタリアに行ったとき、
地下鉄で向かいに座った３人組が手話を使っていて、
ああ、手話って国際的なコミュニケーションができる言語なのでは、
と感じました。

エスペラントも世界共通言語だけど、普及してるのかな？
（エスペラントを使う皆様にはごめんなさい！無知なのです。）

いろいろな国に行って、その国の文化を知り人と交わり暮らしたい。
昔は海外に興味なかったんですが、いまはそんなことばかり考えます。

英語、イタリア語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語、ロシア語...　何年かかるんだろう。

つまり、社会人になります。

生活がおおきく変わります。
それはとてもすばらしいことですが同時に大きな不安でもあります。
これまではただただ、「なんとなくだらだらと」した毎日でしたが、
わたしはこれから続く長い道のりの中に意味を見出さなければならないのです。
そうしないと、これからの時間を歩んでいける自信がないからです。
わたしは自分に自信のない卑小な人間です。

やりたいことはたくさんあります。
それはもうたくさんで、数えきれないほどです。
ですがそれらはどれも「いつかやってみたい」こととしてわたしの胸の中でゆっくりと夢を見ているのです。
失って傷つくことがこわくて、わたしはかれらを眠らせたままにしているのでしょう。

わたしが生きることになんの意味があるのだろう。
わたしの進む先になにがあるのだろう。

人間とは答えを知りたがるものです。
そしてわたしもひとりの人間です。

無題

くるくるまわる宇宙のなかでふわふわとただよう
こころからだゆらゆら　わたしはどこわたしはだれ？

とおくであのこが手を振った
あなたはだれあなたはどこ？

くるくるくるくるめぐる日々の中に取り残された
こころからだぐらぐら　あしもとはがらがら！

「きみのためにぼくはゆく」

あなたを愛しているから
隣にいられないだなんて
そんな、せつなすぎる物語を
わたしは思い描いてなどいなかった

とてもとてもかなしいのに
薄皮一枚が邪魔をして、涙が出てこないんだよ

涙と一緒に心のそとへ流せてしまえたら
そんなわたしの心を知ってなのか
この体はうまく働いてくれないんだ

逃げ出す事のできない悲しみは
皮膚の下をもやもやとした形で動き回って
ためいきばかり溢れさせる

さよなら、あいしたひと
あなたの最後のことばは
いつまで経ってもわたしを救ってはくれないの